2009-03-10

コンサートのお知らせ/企画者からのメッセージ

前回のエントリーでお知らせさせていただいた、レクチャーコンサート
1072512898_250.jpg

コンサートの構成と当日のレクチャーを担当される松本直美さんより、今回のコンサートについてのメッセージをいただきましたので、ご紹介いたします。



今回のレクチャーコンサートはバロック時代イギリスで大流行した狂乱歌というジャンルをテーマにしています。これは私自身の研究主題でもあり、一見確かに学術的でマニアックですよね。でも、誰もがご存じの例があるんです・・・

そう、シェイクスピアの悲劇《ハムレット》中で狂ったオフィーリアがリュートを片手に歌うシーン!
ロンドンテート美術館所蔵の19世紀の画家ミレイの華麗な絵画を思い浮かべる方も多いんじゃないかな、と思います。

このオフィーリアがイギリスにおける「狂乱歌」を決定付けたといわれてきました。しかし実はこの「愛に狂って歌う」というものは近代ヨーロッパが培ってきた伝統主題の一つであり、音楽劇の歴史でもごく早い段階から多数の例を発見することができるんです。

今回の演奏会ではこの分野の隠れた歴史をスライド映写や解説と共に古楽器を用いた生演奏で辿って行きたいと思います。当日ご覧いただく史料は日本初公開のものが多数ですし、演奏曲目も現代譜が出版されていないため私自身が校訂した数曲も含まれています。

私は「オドロオドロ」が好きで、近代ヨーロッパ文化の「ダーク」な側面にこの上も無い魅力を感じるんですがそれを皆様と分かち合えましたらこの上ない喜びです。多数のご来場をお待ち申し上げております。
 松本直美



なるほど、私も松本さんのメッセージを読んで、どういうコンサートなのかよく分かりました。
レクチャーと言っても、よくあるような「この曲は何年に作曲されました・・・・」という類いの話しではないのですね。
ほんとに、面白そうです。

詳しくはこの↓のエントリーにあります。

スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
ブログよりはマメに呟いています。
(スクロールできます)