2009-02-27

シルヴィ・ギエムのボレロ

前のエントリーに続いて、またもや、時系列めちゃくちゃです。

2月7日、東京は五反田のゆうぽうとホールでシルヴィ・ギエムのボレロを見ました。
(正確には、東京バレエ団創立45周年記念公演II/モーリス・ベジャール追悼特別公演シリーズV「ベジャール・ガラ」)


ギエム・・・・。

素晴らしかったです。

ギエムのボレロは有名ですが、これを生でを見たのは初めてなのです。
以前ギエムのバレエを見た時は、別の作品でした。


私はバレエやダンスに詳しい訳ではないので、あまりよく解っていない部分も沢山あると思います。

だけど、ギエムは、そんな不案内な私が見ても(どこがどうと具体的に説明できないですが)とにかく舞台の彼女から目が離せなくなり、鳥肌が立ちます。

今回のボレロも、曲がだんだんと終わりに向かうにつれて、舞台の上の緊張感もどんどん増して来て、曲がもうすぐ終わる・・・という時には、



「いやだ~~~~!!!

まだまだ終わらないで~~~~~~!!!!!

もっと見ていたい~~~~!!!!!!」



と心の中で叫んでおりました。


もっともっとずっとずっと見ていたかったです。



頭の先から手足の指の先まで、あれほど神経を行き渡らせ、コントロールするなんてことが、人間にできるなんて!



それにしても、ギエムを始め第一線で活躍しているバレリーナやダンサーの方と言うのは、どれほどストイックな毎日を送っているのでしょうか。


最近は、観劇する度に「舞台人ってほんとにすごい!!」と思い、自分のぐうたらな生活を振り返っては反省モードに入る・・・というパターンを繰り返していますが、この日もやはりそうでした。
最近で一番そう思ったかも・・・・。


ギエムのボレロを見た以外にも嬉しい事がありました。
この日、ペトルーシュカを見られたことにより、ついにストラヴィンスキーの三大バレエを3つ共見た事です。

そういえば、3つ共、ベジャールです。

私はストラヴィンスキーが大好きで、この三大バレエの曲(「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」)は3曲とも大好きです。

特にペトルーシュカはこの数年スコアを読み返しているところです。
学生の頃、一度友人とアナリーゼしたことがあったのですが、最近再びスコアを読んでみて、学生の頃気付かなかった発見などあり、面白いです。

今回の公演では、私が見たのとは違う日には、こちらも私の大好きな作曲家バルトークの「中国の不思議な役人」も上演されました。

とにかく、ギエムが踊るというのでチケットは入手困難、私が行った公演も追加公演があったので、ようやくチケットを手に入れた(それでも希望の席はとれず)という状態でしたので、バルトークの日は見られなかったのです。

今度は、中国の不思議な役人も見てみたいな~。





ギエムはボレロを踊る事を2005年に封印しました。
しかし、今回はその封印したボレロをベジャールの特別追悼公演で特別に踊りました。

おそらく、この日は私にとって最初で最後のギエムのボレロとなるでしょう。
あの空間を体験できて、本当に良かった。

今、これを書いているだけでも、少し鳥肌が立ってきて、涙ぐみます。
素晴らしい踊りでした。

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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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