2008-12-14

「不協和音 日本のアーティスト6人」豊田市美術館

相変わらず、時系列むちゃくちゃですが、11月に行って来た美術館のお話。
(って、むちゃくちゃすぎるやろ!!!!)


仕事の合間を縫って名古屋から豊田市まで足を延ばし、豊田市美術館に行ってきました。



お目当ての展覧会は「不協和音 日本のアーティスト6人」

足をのばした甲斐がありました!!�΂��B


このアーティスト6人とは

オノ・ヨーコ
草間彌生
久保田成子
斎藤陽子
塩見允枝子
田中敦子

以上の6人。

それぞれに大変興味深く、楽しく、感嘆しながら鑑賞した。


印象深かったもの。


田中敦子「電気服」。
以前にも見た事があるのだが、これを再び間近で見られたのが嬉しかった。
私もこの中に入って、この「電気服」を「着て」みたいな~。


ある作家の作品を見ている時、目の端に、本当に端っこに、次の展示室の絵のごく一部が映った。しつこいようだが、本当にごく一部。

それだけで「あ、次の展示は田中敦子だ」とわかった。

インパクトのある作家だ。



塩見允枝子「フルクサス・バランス」。

やはり、作曲家の私としては、塩見さんの作品はとても気になる。
「フルクサス・バランス」は、天秤の両側に色々な絵や言葉などがかかれていて、バランスをとっている。
展示されている部屋から次の部屋に行くとそこには、鑑賞者の参加型の「フルクサス・バランス」が。
天秤の絵が壁に貼ってあり、そこには、カードが差し込めるようになっている。
好きなものを書いて載せてみて下さいというもの。
現在、壁の天秤にかかっているカード以外にも、これまでに沢山の人が書いたカードが、机の上においてあった。

ちょっとしたイラストや名前などが多い中で、印象深かったカード。




         「食欲」




これ、誰が書いたんだろう???
すっごいインパクト。

女の子の顔のイラストもあった。


「食欲」という文字と「女の子の顔のイラスト」を天秤にかけると、天秤はどういうバランスを示すだろうか。
考えるだけでおもしろい。




この展覧会は、カタログも読む所が多くて充実していると思う。


また、私の個人的なこだわりでもあるのだけれど、この展覧会のタイトルから紹介やパンフレット、カタログにいたるまで


女流作家」

とか


女流アーティスト」


という言葉がまったく出て来ない事に、私はすごく喜びを感じていた。

タイトルは「不協和音ー日本のアーティスト6人」だし、カタログの中で6人ともが女性である事に触れているところでは「日本人女性芸術家」という言葉が使われている。


私は「女流作曲家」と言われるのが嫌いなので、どうしても気になるんです。
(「女性作曲家」は別に平気なんですけど・・・)

細かいことだけど、昔からどうしてもダメなんですね、女流って言われるの。

(カタログの文章は、まだ隅々まで読んでいないので、もしかしたらこれから読んだら出て来るかもしれませんが・・・・)



ところで、私は晩年の田中敦子に会った・・・というより、同じ飛行機にの乗っていた事がある。ドイツのフランクフルトからオーストリアのインスブルックに向かう、ほんとに小さなプロペラ機の中だった。
東洋人が田中敦子夫婦と私と私のパートナー4人だけ。
機内では、彼女が田中敦子だとは気付かなかったのだが、彼女が田中敦子だったと空港に迎えに来てくれた人から聞いてわかった。
そうと気付いていれば声をかけたのになあ・・・と今更思っても遅いけれど。

その時は、インスブルックのGALERIE in TAXISPALAISにて「インスブルック・シュヴァーツ日本月間」の主要事業として、田中敦子展が開催されていたのでした。
もちろん、これも見に行きました。
ちなみに私は、パートナーと共に、同じ「インスブルック・シュヴァーツ日本月間」の中の「クラングシュプーレン音楽祭2002」に行ったのです。

この音楽祭で、私は今に至るまで大きな影響を受ける事になる音楽家との出会いがあるのですが、またそのうちそのお話も書けたらいいなと思います。



話が飛びまくりました。


この豊田の美術展は12/25までです。
興味のある方はぜひ!
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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