2015-03-28

クリストフォリのピアノ(@ニューヨーク)

今回のコロラドでの企画、気付けば、途中にまるっと予定の入らなかった日が。
さっそく、チェック。
何をって?

アメリカの国内線の値段です。

そして、見つけました!安いチケット!!

というわけで、中休みを利用して、コロラドから、ニューヨークに飛びました。
どんだけニューヨーク好きやねんという感じですが。

1月に行った時は、吹雪で2日間予定が吹っ飛んだので、今回はやりたいことやるのだ。

まずはメトロポリタン美術館。
6時間以上いたけど、全て見られず。
とにかく、ここは巨大。

この日の私の最大の目当ては、楽器エリア。

ところで、「ピアノ」という楽器は1700年代初頭、バルトロメオ・クリストフォリ(Bartolomeo di Cristofori)というイタリア人がピアノを発明したというのが定説となっています。そしてこの人が作ったピアノは3台現存しておりそのうちの1台がこのメトロポリタン美術館に所蔵されているのです!
3台のうち、残りの2台はローマのイタリア国立楽器博物館とドイツのライプツィヒ大学楽器博物館に所蔵されてます。
この3台の制作年は、1720年(ニューヨーク)、1722年(ローマ)、1726年(ライプツィヒ)となっており、ニューヨークにあるものが、この3台の中でも一番古いのです。


夏に引き受けたお仕事で、ベートーヴェンのピアノソナタについてのレクチャーというのがありました。
この時の準備で、ベートーヴェンのピアノソナタで使われる音域の広がりと、ピアノという楽器の発達について、改めて調べていて、クリストフォリのピアノがメトロポリタン美術館にあると知ったのです。
2011年に住んでいた時には、全然そんなこと知りもせず、楽器のエリアには行ったことがありませんでした。
ベートーヴェンのレクチャーの準備でそのことを知った時には、「今度ニューヨーク行ったら、絶対クリストフォリのピアノ見る!」と思っていたのに、1月のニューヨークでは、猛吹雪で、予定が色々変わり行けず。

というわけで、今回はまっしぐらに楽器展示のエリアへ。


あった!!

1720年製のピアノ!
クリストフォリのピアノ

鍵盤は54鍵です(現在のピアノで88鍵)。
ペダルもまだありません。

クリストフォリのピアノ



いつもの自撮りバターンで記念撮影も。

クリストフォリのピアノ


興奮した。


それにしても、最初にも書いたように、6時間いても、見られた部屋は全体からするとほんのわずか。
メトロポリタン美術館、巨大すぎ。

帰りにはすっかり外も暗くなってました。
IMG_4961.jpg



余談ですが、楽器博物館といえば、ベルギーのブリュッセルにある楽器博物館がすごかったです。
あそこは、また行きたい。
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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