2015-02-13

コンサートのお知らせ「村田四郎フルートリサイタル『村田四郎と仲間たち』」

今から20年以上前に大学に入学した時からずっとお世話になっている、フルートの村田四郎先生が、今年度で愛知県立芸術大学を定年退職されます。
卒業生有志が集まり、実行委員会を組織して、先生の退職を記念したリサイタルをひらくこととなりました。
そして、光栄な事にこの節目のリサイタルにおいて、私の新作を初演して頂ける事になりました。

私がまだ20代だったころに行われた「村田四郎フルートリサイタル」では、同じ愛知県立芸大の作曲科の卒業生の作品が、委嘱作品として初演され、「村田先生から委嘱を受けるなんて、すごい!」という思いとは別に、心底うらやましいと思ったものでした。そして、「いつか、私も!」と思ったのです。

あれから20年以上たって、あの幼くプライドだけが高かった頃の夢が叶う事となり、何よりの喜びです。

村田先生からのリクエストにより、アルトフルート2本のアンサンブルという、あまり聴かない編成の作品になっています。
ぜひ多くの方に、聴いて頂きたいと思います。
プログラムノートを、以下に転載しておきます。

コンサートは2月22日13時半から、名古屋のしらかわホールです。
ぜひお越し下さい!!

コンサートの詳しい情報は、一つ前のエントリーにて載せておきましたので、そちらもご覧下さい。
http://ricanr.blog61.fc2.com/blog-entry-413.html



成本理香:《対話・摩擦》〜2本のアルトフルートのために(2014-2015・世界初演)
 《対話・摩擦》は、今回のコンサートのために作曲した。タイトルの通り、2本のアルトフルートが繰り広げる対話であるが、時にその対話は摩擦を起こす。小品と言えるほどもはっきりと独立したわけではない断片が、いくつか繋がって構成されている。断片と断片の間は、つなげて演奏しても良いし、小品のように少しずつ間を空けても良い。
 会話そのものを音楽に直接置き換えたわけではないが、《対話・摩擦》の発想の原点は、師弟の、つまり、身近に見て来た村田四郎先生と丹下聡子さんの会話の様子がヒントになっている。
 私が20代の頃に行われた「村田四郎フルートリサイタル」では、作曲専攻の先輩である卒業生の作品が委嘱作品として初演された。心底うらやましい思いであったが、それから約20年経って、この節目のコンサートにおいて、私の作品をとりあげていただけることに、心から感謝している。(成本理香)
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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