2014-03-26

卒業!

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愛知県立芸術大学学位授与式でした。


多くの方の支えがあって、愛知県立芸術大学始まって初の作曲の博士号を取得しました。(学位は音楽です)
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思えば「まだ頑張れる!」と決心して、母校である愛知県立芸術大学大学院に設置されて2年目の博士後期課程を受験したのが4年前。
無事に合格できて、40歳にして再びアカデミズムの世界に飛び込みました。
ちょうどその頃、仕事が増え、増えた仕事と学生生活とで、文字通り目が回るような忙しさになりました。
そして、学生を始めてすぐに、Asian Cultural Councilから、Fellowに選ばれたとの嬉しい連絡もいただきました。
そういうわけで、ACCでニューヨークに行く間は、大学院を休学しました。


大学院生活を振り返ると

しんどかった!!!!!!

この一言につきるかな・・・・と思っていたのですが、学位を実際に手にしてみて思うのは、やっぱり


楽しかった!!!!!!!


です。
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このしんどくて楽しかった生活は、パートナーの支えがあってこそ送れた毎日です。
どれだけ感謝しても感謝したりません。


博士課程の先生方は、社会人をしながらの学生生活という事情を尊重して下さり、とても感謝しています。
また、最初は制度になかった「旧姓での学位取得」に私はものすごくこだわっており、最初は「どこまでも戦う!」と覚悟していました。2年目当初には絶望的かと思われたものの、その後、博士課程の先生方や学務課の方々、沢山の方のご理解とご尽力があり、最終的には、きちんと制度として認められました。

(左上)主任指導教員の久留先生
(右上)副指導教員の増山先生
(下)副指導教員の村田先生
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村田先生は私が大学1年生の時からずーーーっとお世話になっている先生で、今回の久々の学生生活でも何から何まで本当にお世話になりました。

博士後期課程の仲間達。
特に、偶然一学年下に入学してきた、昔学生時代を送っていた頃から仲良かったサトコ。
博士後期課程の在籍者の平均年齢を二人してぐぐっとあげてしまいました(笑)
私がアメリカにいる間に彼女は入学して来たので、帰国してからは同学年となり、さまざまな関門を共に励ましあって乗り越えてきました。
そして、まだ20代30代の同期生や仲間達。彼女達の元気にいつも助けてもらいました。
特に、大学の研究室でしょっちゅう顔を合わせていたタカギは、いつも笑顔で疲れた私を癒してくれました。

サトコ、タカギ、私という3人で、ほんとに仲良く過ごしたなー。
(私、サトコ、タカギ)
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一回り以上年下の同級生、朝ちゃん。
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(ちなみに、おそらくこの日の卒業式では私が最年長の卒業生だったのではないかと思われます)


学生生活最後の演奏会「Portrait Concert: Rica Narimoto II」にご出演して下さった皆様。
このコンサートは、学位申請リサイタルでもあったのですが、皆様のすばらしい演奏のおかげでコンサートは大変高い評価をいただけました。

コンサートには和歌山から両親が来てくれました。
コンサートを聴いてとても喜んでくれて、それが、私にとっても何よりも喜びでした。


この調子でお礼を言いたい人に一言ずつ書いて行ったらものすごい長文になるので、この辺りにしようかと思いますが、もう一人だけ。

博士論文の締め切り日のこと。
論文を提出した2時間後、大好きだった祖母が亡くなりました。
昨年11月頃には医師から「もう覚悟しておいて下さい」と言われていました。
それからなんと1ヶ月半以上も頑張って生きていてくれて、私が論文を出した直後に息を引き取るなんて、きっと、私が論文を完成させて提出できるまで応援してくれて、そして、それを見届けて逝ったのだと思います。
私は普段スピリチュアル的なことってまったく信じませんが、こればかりは、きっと祖母の私を思う気持ちだと信じています。
1月は、2日間だけ休みがあったのですが、私はその2日間の休みで和歌山で通夜にも葬儀にも参列できました。なんというタイミングでしょうか。祖母は私を応援して見届けて、そして最後は私に見送って欲しかったのだと思っています。



さて、学位を取得したからといって何か大きく変わる訳ではありません。
とはいえ、今回のことは一つの区切りとして、これからも、少しでも自分が納得出来る作品が生み出せるよう、ただひたすら作曲を続けていきます。

沢山の方に支えて頂き、本当に幸せです。
ありがとうございました!


おまけ。
この日の着付けと髪のセットのテーマ「付き添いの母親に見られないようにお願いします!帯はお太鼓?とんでもない。飾り結びで!!!」です。
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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