2012-04-28

"2 days & 2 nights" にて初演

いよいよ初演の日です。
お昼12時からホールでリハーサルです。

セッティング中。
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初日のリハーサルの時に楽器に関して思っていたのとかなり違って解釈されていたところがあり、それに関しては相当強く希望を伝えておいた事柄が、当日のリハではきちんとクリアされていて、ホッとしました。

一歩日本から出たら、いろんなことが日本でいつもやっているようにはいかないというのは、昨年のニューヨーク生活でいやというほど味わいました。
今回も、私の希望は私自身がきっちりと漏れなく伝えるしかないわけです。
日本語が出来る人もいないし。
「きっと本番にはちゃんとなってるだろう」なんてことはまず無いと考えなければいけない。
最初のリハーサルで、かなりしつこく「ここはこうじゃなくて、こっち。私はこういう音が欲しい」という事を奏者に伝えました。
もしかしたら、そこまでしつこく言わなくても良かったのかもしれないけれど、やっぱり、さじ加減が解らない以上、強く思いを伝えておかなくては。

当日のリハでは、それもばっちり。
最初のリハーサルの部屋では気になっていたバランスも、ホールに来ればばっちり。

本番が楽しみになってきました。

そして、いよいよこの日もコンサートが始まりました。
お客さん、いっぱい来てくれるといいな。

私の作品が演奏されるのは、「KONZERT–GRAND–SZENE 4/Mini-Mono-Opera 5」というセクション。
このセクションでは、Rupertの歌と、ヴァイオリン、打楽器、ピアノという編成の作品が3曲演奏されます。3曲とも世界初演です。

まずは、チェコ出身でオーストリア在住の作曲家Šimon Vosečekの作品。
ピアノの内部奏法等がとても効果的で、繊細な美しい音楽でした。

そして、私の作品"The Sound of Water from Basho's Haiku"。

最初のリハーサルよりこの日のお昼のリハーサルの方が数段良かったのですが、本番は、もう、比べ物にならないくらい良い演奏でした。
4人の集中力がものすごかった。
私の好きな、ぴりっとした緊張感がホールに張りつめていて、本当にとても良い演奏でした。
感動!!

演奏後、Rupertが舞台に呼んでくれて、挨拶に。
舞台端から、まずは打楽器のCristian Orozkoと握手&ハグ、ピアノのOleksandr Perepelytsiaと握手&ハグ、ヴァイオリンのYevhen Pihulyakと握手&ハグ、
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最後にRupertと握手&ハグ
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・・・そうしたら、Rupertが自分のポケットから私に何かを差し出した。

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カエルの人形!!!!!

今回の作品の中では、有名な「古池や蛙飛びこむ水のおと」も使用したのです。

なんて、粋なんでしょうーーー!!
すごく、うれしかった!!

そして、主催者側からお花のプレゼント。
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このお花を持って来てくれた男の子は、なんと私に「オメデトウゴザイマス」と日本語で。
きっとこの言葉を練習してくれたんだなと思うと、嬉しさ倍増。


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演奏は素晴らしかったし、いろんな心遣いが嬉しかったし、とても幸せな気持ちでした。

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私、本当にうれしそうだなーーー。
右手にカエルを持ってます。

そして、私の後もう1曲ブルガリアの作曲家Tzveta Dimitrovaの作品の初演があり、このセクションのコンサートは終わりました。


休憩時間になると、沢山の人が私のところに来てくれて、「おもしろい曲だった」とか「あなたの作品好きになりました」とかみなさん言って下さって、すごく嬉しかったです。
「サイン下さい」も言われて、びっくり。

舞台をおりたRupertもロビーにやってきたので、RupertとŠimonと共に記念撮影。
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はるばる、ウクライナまで聞きに来て本当に良かった!と思いました。

プログラムの一部です。
クリックで大きくなります。
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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