2011-07-10

New York City Ballet & American Ballet Theater

こちらに来てから二つのバレエを観ました。
モダンバレエもクラシックバレエも両方とも大好きなのです。
こちらでもモダンとクラシックの両方を観ました。

まずは、5月に見た、New York City Ballet(NYCB)


日本では、よくSylvie Guillemを見に行きました。
そのほとんどは、Maurice Béjartの振り付けです。
そして、前々から見てみたいと思っていたのが、George Balanchine。

New York City Ballet設立にかかわったのがGeorge Balanchine。
5月にシーズンがスタートして、最初は集中的にBalanchineの作品が並びます。
毎日毎日どのプログラムもすごく見たい演目が並んでいたのですが、他の予定も沢山入っているので毎日NYCBに通えない・・・・。
悩みに悩んで選んだ公演はこちら。

-Square Dance (Music by Vivaldi and Corelli)
-Agon (Music by Igor Stravinsky)
-Episodes (Music by Webern)
   Symphony, Op. 21; Five Pieces, Op. 10; Concerto, Op. 24;
   Ricercata in Six Voices from Bach's Musical Offering

これほどまでに、音楽の1音1音を大事に扱っている振り付けを、私は初めて見ました。
特にEpisodesではそれが顕著で鳥肌がたちました。
ダンサー達はどういう風に音楽を「聴いて」いるんだろう。
彼らには音楽がどう聴こえているのか(流れているのか)、どう聴いているのか、どう感じているのか、”聴き方”にすごく興味を持ちました。

舞台セット等無く、衣装もモノトーンのシンプルなもの。
私は最上階のセンターに座っていたのですが舞台が遠いとまったく感じさせない、ぴりっとした緊張感が伝わって来て、とても心地よかった。

会場David H. Koch Theaterのロビー。
IMG_0271_s.jpg IMG_0269_s.jpg

公演後に撮影。
左がDavid H. Koch Theater、右はMetropolitan Opera House。
P5100637_s.jpg


つい先日は、American Ballet Theater(ABT)へ。
演目は「眠れる森の美女」。
P7050491_s.jpg

会場は、Metropolitan Opera House。
クラシックバレエを全幕通して見るのは久しぶり。

美しい舞台がどんどん展開されていくわけですが、どのダンサーも「軽い」!
妖精達なんて、本当に羽がはえてるんじゃないの?と思うほどの軽やかさ。

そして、ついに主役のオーロラ姫が登場した時、もっと驚きました。
彼女はまったく「体重」というものを感じさせない。
軽いというか、もう、浮いてるというか。

デジレ王子が登場したときは、客席からすごい拍手と歓声だったので、すごく人気のあるダンサーなんだろうな/。


プログラムを見ていて、気付いた事。
ABTのPrincipal Dancersを紹介しているページがあります。
そこには男女合わせて20人のPrincipal Dancerの写真と出身地が載っています。
20人のうち、アメリカ人は6人。
あとは、南米、ヨーロッパ、ロシアの出身者です。
アジア、中東、オセアニア、アフリカは無し。
(団員全員を調べると、また違う結果だろうとは思いますが)

アメリカでの調査では「アメリカ以外の国の出身者で現在アメリカで活動している芸術家」に重点を置いている私には、これは興味深い現象です。
ちょっと、他のバレエ団も調べてみよう。

モダンとクラシック、二つのバレエをとてもハイレベルな公演で堪能できて大満足です。
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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