2011-06-12

San Diego 最終日

San Diego最終日。
せっかくなので、最終日は観光して帰ろうと思って夜10時頃の飛行機をとってありました。
もともと、タクシーなり公共機関なりを使って、自分で観光してようと思っていたのですが、前日でセメスターが終わったChinaryが、La Jolla(ラ・ホヤ)の海に連れて行ってくれました。
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事前に、愛知県芸大の先生から、「La Jollaに行ったらアシカが見られるよ」と聞いていたんだけど、そんなにうまくタイミング合うかなーと思っていたら・・・。
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フツーにいました。アシカ達。
かわいー。
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方角的に、このずーーーーーーーっと向こうに日本があるんだろうなーと思いつつ海を眺める。

この後は、Chinaryの自宅で、彼の作品のスコアを見せてもらったり録音を聞かせてもらうことになっている。

彼の自宅に行く前、彼が「今日は僕がタイカレーを作るからスーパーに寄るよ」ということで、行ったのがアジア系スーパー。

そこには、ゴーヤが売っていたので「あ!苦瓜だ!私これ好きなんだー」と何となく言ったら、
「リカ、これの料理の仕方知ってるの?」

「知ってます」と答えると

「じゃあ、今日は、タイカレーとこの苦瓜(英語では、Indian Bitter Melonと書かれていた)で晩ご飯にしよう!リカ、この料理に必要な物をかごに入れて行って!」

「あ、でも、これ食べた事ない人には苦いよ!!!すごく苦いよ!!」と何度も言ってみたんだけど、
「大丈夫!みんなで挑戦してみよう!!」
と、前向き発言のChinary。

ありゃ。
成り行きで、私がゴーヤを料理することになってしまった。

考えてみりゃ、ここはアメリカ。
SPAMはめっちゃ簡単に手に入る。
豆腐あるかな・・・と思っていたら、さすが、アジア系のスーパーだから豆腐もばっちり。
さすがに島豆腐はないけれど、木綿豆腐ゲット。
もやしも発見。
ま、これで何とかなるだろう。

Chinaryの自宅に到着して、早速音楽を聴かせてもらう。

印象深かったのは「"SPIRAL XI : mother and child" for Viola (and voice)」という作品。
Chinaryの奥さんSusanはヴィオラ奏者で、彼女が演奏している録音。
タイトルに「(and voice)」とついているように、この曲ではヴィオラ奏者がヴィオラを弾きながら声を出す。歌うと言ってもいいかな。

発声は、西洋音楽の声楽の発声とはまるで違う。
これは、すごく訓練がいるだろう。
即興的に聞こえるが、譜面はかなり細かくリズムや音程も指定されている(声もヴィオラも)。

声とヴィオラの絡み具合が面白い。
そして、これを1人でやるというのが驚き!

さて、そろそろ晩ご飯の準備です。
ほんとに、大丈夫なんかなー。

と思いつつ、料理を始める。

「これは、沖縄のお料理なんだよ」とか説明しながら作って行く。

そして、できあがりは、こうなりました。
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写真ではわかりにくいんだけど、これ結構大きいお皿なんです。
そして、Chinaryが作ったタイカレーと一緒に食べる。
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Chinary、Susan、そして娘さん、San Diego滞在の後半から合流した私と同じ中国からのACC Granteeの指揮者と私の5人で食卓を囲む。


Susanは「スープで苦瓜を見た事はあるけど、こうやって食べるのは初めて!これって、すごくビタミンが入ってるよね!」と言ってぱくぱく食べてくれました。

料理前、豆腐にまな板を乗せて水切りをしていたのが面白かったらしく、Chinaryがそれをみんなに語って聞かせる。
もう1人のGranteeが「リカは料理が上手だからね!そんなスペシャルなこと知ってるんだね」とか言い始める。

ひょーーーー。
豆腐の水切りくらい、みんなやってますから。
あんまり、ハードルをあげないでくれ!

と思いつつふとお皿を見ると、心配した苦みは大丈夫だったみたいで、かなりの量があったゴーヤチャンプルはきれいになくなってました。
良かったー。
Chinaryが作ってくれたタイカレーもおいしかった!

そして、いよいよ空港に向かう時間が近づいてみんなで記念撮影。
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泣き出す寸前ですよ。私は。

なんて素晴らしい1週間を過ごさせてもらえたんだろう。
ここで充実した時間を送れたのはChinaryの人柄によるものだ。
Chinary自身1960年代にACC Granteeだった。
San Diegoで知りあった作曲家が「Chinaryはお客様を大事にするが、アジアからのお客様には特に何でもしてあげようと思うみたいだ」と言っていた。
本当に、こちらが恐縮するほど何から何まで面倒を見てくれた。
そして、私が恐縮している様子を見ると彼は「リカはホントに日本人だなー」と言った。

もしも、将来私のところに若いGranteeが尋ねて来た時、私は彼と同じように、そのGranteeの面倒を見る事ができるだろうか。

Chinaryは、「日本に帰国する時、一旦またここに寄ってから帰ると良いよ」と言ってくれた。
Susanは冗談まじりに「リカ、UCSDにPh.Dを取りにおいでよ!」と言っていた。

必ず、またここに来たい!!
そう思って、空港で最後のお別れ。

私が泣き出しそうなのを察知したらしい同行しているGranteeが
「リカ、泣きたいの?」と聞いて来る。
「大丈夫だけど、泣きそうだよ」と答える。

「どうして?リカは、もうChinaryとfriendなんだから、いつでも会いに来られるよ。San DiegoはVacationで訪れる人も多いところなんだから、遊びにだけ来たっていいんだよ。だから、そんなに悲しまなくても大丈夫なんだよ」と、言ってくれる。
一回り年下の子に冷静に諭されるワタシ・・・・
ありがとね。

そして、ニューヨークのJFK空港に向けて出発。
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何年も前から、一度は行ってみたいと思っていたUCSD。
必ず、また来るよ。

帰宅後、Chinaryから感動的なメールが届いた。
今度はもう遠慮せず自分の部屋で号泣した。

Grantee期間も、残り4ヶ月。
感謝の気持ちを持って、頑張ろう。
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tag : 2011アメリカ/California 2011アメリカ/ひと

comment

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久しぶり!

あんにょん!
リカちゃん久しぶり~♪
美奈です(^o^)/
NYに半年だなんて~うらやましいε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
blog拝見!充実な日々だね!
大変なこともいっぱいだろうけど、頑張ってね~♪
たまに、コメント入れさせてもらいます~(^o^ゞ

美奈ちゃん

久しぶりー!!!!元気???
コメントありがとう。
この記事のサンディエゴでの日々はいつも誰かが一緒で楽しかったんだけど、ニューヨークでは黙々と自分のプログラムをこなすのに、結構孤独な日々を送っているので、コメント書いてくれてうれしーーーー。
もう気付いたらNYに来て2ヶ月半も過ぎてしまった。
残りも充実の日々を過ごせるように頑張るね!
プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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