2011-06-03

個人レッスン???

朝ホテルを出て長距離電車でChinary Ungと共に北上。
駅にはChinaryの生徒さんが迎えに来てくれていて、San Bernardinoに無事到着しました。

来る時は、駅のコンピューターがダウンしていて、電車の発券が手作業。
もしかしたら間に合わないかも!というくらい待たされましたが、ギリギリ間に合って無事乗車。
それにしても、旅客の列がどんどん長くなって行っていても、ちっとも慌てた様子の無い駅員を見て、「ああ、確かにここは日本じゃない」と思いました。

さて。
無事に乗車して電車が走り出したとたん、Chinaryが言った事。

「さあ、昨夜のコンサートの話をしよう。
まず、リカの意見を聞かせてもらおうかな。」

そして、昨夜聞いたUCSDのマスターの学生のリサイタルについて、1曲目から色々話し合い。
私が話した事に対して、いろんなサジェスチョンをくれるChinary。
まるで、個人レッスンのようです。
というか、ほんと、個人レッスン。

昨日のプログラムは、

S.Sciarrino : All'aure in una lontananza(1977)
Kaija Saariaho : Die Aussicht(1996)
Patricia Allesandrini : Wie bin ich froh(2005)
Natasha Anderson : That is; that not is(2010)
S Sciarino Vanitas(1981)

約2時間のプログラムです。

この中の1曲が、どうにも印象が薄く、それはそれで正直に言うと、なぜそんなに印象に残らなかったんだろうかということを、Chinaryが考え始めて、ここでもまた色々な意見をもらいました。

厳しくも楽しい時間。
夢中になって話してると、気付いたら降りないといけない駅に着いていて、慌てて降りました。

今回のSan Bernardino滞在中は、何人かのコンサートリハーサルを見せてほしいと事前にお願いしておきました。
他の作曲家がどういうリハーサルをしてるのか、すごく興味があるし、リハーサル運びがいまいち苦手な私には、一挙にいろんな人のリハーサルを見るのは、すごく勉強になると思ったからです。

そして、今日は、Chinaryのリハーサルを見せてもらいました。
色々気付いた事、英語のリハーサルでの言い回し等メモしながら見学しました。

リハが終わり、ホールから車まで向かう時、
「リカ、今のリハーサルで勉強できた事を言ってみなさい」
とChinary。
歩きながら、たった今見たリハーサルについて話してみる。
ここでも、まるで個人レッスン。

そして、思い出した。
昨日、UCSDの中を、Chinaryが案内してくれている時も、「ここがこれこれこういう所だよ」と説明してくれている以外の時間は、
「リカは今どういう風に作曲しているのか、どういう作曲をしたいのか、言ってみて」と言われて、一生懸命説明すると、それに対してかなり具体的なアドバイスをくれたり、アジアの伝統音楽と現代音楽についてディスカッションしたり、ここでも個人レッスンのような時間を過ごしていたな。

なんて素晴らしい時間!!!

Chinaryを訪ねて来て良かったー!

明日のリハーサル&コンサートも楽しみです。

あ、人手が足りないとかで、明日は私も譜めくりでお手伝いする事になりました。
ジーンズで来たので、ちゃんとした服無いんだけど・・・と言ったのですが、それでも構わないのでお願いします!とのことだったので、引き受けました。
譜めくリストとしてのアメリカデビューです(笑)
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tag : 2011アメリカ/ひと 2011アメリカ/California

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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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