2011-05-21

大きいし高いし多いし。

アメリカに来ると、大抵何もかもが大きい。

レストランに入れば、一つ一つのお料理が笑っちゃうほど多い。
一人でご飯を食べに入って、お料理一つ頼んでも「これは、二人分ですか?」と思わず聞きたくなる量で出てくるのはデフォルト。
でもこれは、実はあんまり困らない。どうしてかと言うと、食べ切れなかったらお持ち帰りできるからだ。
大食いのはずのわたしが、持ち帰ることがあるんだから、本当に多いのだ。

大きさ故に困っているものは、色々ある。

例えばキッチン。
大きさと言うよりも高さだが、シンクの高さが日本より高い。
食材を切る時も、火を使う時も、洗い物する時も、すごく使いにくい。

そして、これは高さというよりも、置く場所の問題なのだけど、困っているのが電子レンジ。冷蔵庫の上に置いてある。確かに私の部屋のキッチンでは、冷蔵庫の上くらいしか電子レンジを置く場所がない。

しかーし。


冷蔵庫の高さは私の身長よりも高いのだ!!

チーンと鳴る。
背伸びをして扉を開ける。
ぴょんぴょん飛び上がって中を見る。
ターンテーブルの上の食器が、手前に来ていたら、ラッキー。
精一杯背伸びすれば届く。
(ただし片手が届く程度)

しかし、すごーく熱くなっている液体、スープとかリゾットとかは、いくら手前にきていても、背伸びして片手で届くだけだから両手を使えないとこぼしてしまうか、熱くて持てない。

そして、食器が奥の位置でターンテーブルが、止まっていると、アンラッキー。
高さのないお皿なんかだと、ぴょんぴょん飛び跳ねても、その姿すら見えない。

こうなるともう観念して椅子を持ってくる。

飛んだり跳ねたり運んだり乗ったりして、やっと食事にありつける。


ふー。
食事の前に一人で運動会。

バスルームの扉についている、バスタオルをかけるフック。
これもまた、えらく高い。
毎回、体を拭いた後には、ぴょんと飛びあがっててタオルを投げるようにして、かけている。
1回でうまく行けばいいけど、失敗して何回もぴょんぴょん飛び跳ねる事もある。



他には、椅子の高さが若干日本より高いので、いつも踵が着かない状態になることが多い。
地下鉄とか、レストランとか、コンサートホールとか。
いつも爪先立ち。

ちなみに、今もこれをパソコンで書きながら、足はつま先立ち。



そして、もう1つ困っているもの。
それは・・・・・・。



外出先のトイレ!!!!!!!

アパートのトイレでは、困っていないのだが、外出先、デパートとかホールとか図書館とか、トイレの高さが高いのだ!!

(これ以下、お下品な話になります故、たたみます。気になる方は、続きからどうぞ。)
↓↓↓



トイレの高さもやっぱり高くて爪先立ち状態。


アメリカに来てから、車を使っていないので、とにかくものすごく歩いている。
一日一万歩は珍しいことではない。
ということは、足はとっても疲れている。

高くて足が着かないトイレは外出中に遭遇する。

街中を今でも多少の緊張感を持って歩いている私には、トイレでの1人の時間は、外出中に一瞬だけ気が緩む時間だ。
ふー、今日もよく歩いて疲れたなーと思いつつ、腰を下ろす。
足がしっかり床に着かない状態でのトイレというのは、なかなか辛いものがある。毎回毎回不便な思いをしていた。

そんなある日、その日も何千歩も歩いた後、とあるデパートでトイレへ。

いつものように「ああ、もう、ホントに不便だわー」と思ったその時・・・・・・・。


足がつったああああああああ!!!!!

痛い痛い!
どうするんだ!!!
マッサージか?
そうそう、足の指を引っ張ってマッサージだ!!


いや、待て。
マッサージって、この状態でどないすんねん!!!

そう、ここはトイレの個室の中。
わたしは今、とても人様にお見せできるような出で立ちでは無い!!
人前に出られる格好をするには、立ち上がらねばなるまい。
しかし立ち上がろうにも足がつっていて、立ち上がれない。
じゃあ、足をマッサージ!
だからあ!
マッサージするには一旦立ち上がらないといけないの!

何なのだ、このハリネズミのジレンマ状態は!!!

異国の地のトイレの中で一人悶絶するわたくし。


いつまでも閉じこもっていたらそのうち誰かが警備員に
「あのトイレ、人がずっと出て来ません」
とか知らせちゃったりして、警備員が飛んで来てドンドンドン!
「何してるんだ!出て来なさい」
なんてことになるかも。

妄想はひろがる。

おりしも例の事件の後で待ちには警官や警備員がどっと増えた時期。
トイレに入ったまま出てこない東洋人なんて、怪しすぎる!

しかも、出て行きたくても、出て行ける格好ではなく、「足がつったんです!!!」と中から叫ぼうにも、足がつったって英語で何て言うんだ?
辞書をひこうにも、カバンまで手が届かない・・・・。

妄想はそのくらいにして、どうしたもんか考える。

しょうがないから、爪先を軸にして、ゆっくり足首をまわしてみた。
今度は足を浮かせて、足首を曲げたり延ばしたり・・・・。

そうこうしている内に、やっと治まった。

ふ~っ。


実際は、時間にしてほんの数分のことだったのだろうが、恐ろしく長い時間に感じられた。


そして、高さ、大きさとの戦いは今日も続く。
日本にいる時でさえ、小柄な私。
なかなかつらいものがあります。

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tag : 2011アメリカ/生活・街

comment

管理者にだけメッセージを送る

私は逆に、アメリカ行くとキッチンの高さとかベストサイズで自分のデカさを感じずに済むわ~(^^;

minappe ちゃん

ああ。。返事書いたつもりだった・・・。遅くなってごめんー。

確かに、外国だとminappeちゃんにぴったりサイズのものが多いかも!
不思議なのは、アパートのトイレは日本と同じ位の高さなんだよね。
プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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