2011-02-19

コンサートのお知らせ/ドクトラルコンサート2(3/3・木)

みなさま。あけましておめでとうございます(?)・・・・・。
気付いたら、昨年末のコンサートの記事以来、2ヶ月も放置してしまいました。

確かに、ものすごーく忙しかったのですが、
またちょこちょこと更新して行きたいと思いますのでよろしくお願いします。

まずはコンサートのお知らせです。

3月3日に、私の作品が2曲初演されます。
ぜひ、お越し下さい。

今回初演される作品について、少し書いておきます。
1曲は、現在も続いている「TRACE」のシリーズの第1曲目、「"TRACE 0 : Duo" for Viola and Violoncello」です。
2007年に作曲した作品です。
残念ながら、ずっと初演の機会を得られずにいたのですが、
今回ようやく初演の機会を持てました。

度々書いて来ましたが、TRACEのシリーズは、浄瑠璃音楽の中の一つ「一中節」のある作品の構成からインスピレーションを得て作曲しているシリーズです。
この"TRACE 0: Duo"以前にも、同じ一中節の作品からインスピレーションを得て色々作曲してきましたが、作曲しながら試行錯誤重ね、「この方法でやってみよう!」とひらめいた方法で書いたのが今回初演される作品です。
その時は、シリーズにしようとは思っても無かったのですが、その後、同じ方法ではありながら、少しずつアプローチやリアリゼーションの仕方を変えながら作曲して行き、気付けば現在6曲の"TRACE"が完成しました。
今回のコンサートでようやくすべての"TRACE"が演奏される事になりました。

そして、もう1曲の「"Catalogue" for Two Clarinets」について。
上記"TRACE"のシリーズでは、一中節のある一つの作品からインスピレーションを得て作曲して来ました。
"Catalogue”では、1年かけて初期の一中節の作品群を採譜分析し、そこから浮かび上がった特徴的な素材を、更に細かく分解して、再構築して自作品に取り込むという方法をとった作品です。
6曲の小品から成る作品で、各小品には、中心となった素材の名前がつけられています。
今回の演奏者でもある、クラリネット奏者の北野美幸さんに、事前にレクチャーをお願いして、クラリネットについてあれこれと相談したりしながら作曲しました。

両作品共にリハーサルが始まりましたが、本番が本当に楽しみです。

皆様、どうぞお越し下さい!





愛知県立芸術大学大学院
「ドクトラル・コンサート&レクチャー2」


【日時;会場】
2011年3月3日(木)
愛知県長久手町文化の家
レクチャー/光のホール 開場17:00 開演17:30 入場無料
コンサート/風のホール 開場18:00 開演18:30

【入場料】
コンサートの部のみ(全席自由)
一般:1,000円 学生:500円
※未就学児の入場はお断りいたします。

【チケット取り扱い】
長久手町文化の家、愛知芸文プレイガイド、愛知県立芸術大学学務部芸術情報課 
【お問い合わせ】
愛知県立芸術大学芸術情報課(0561-62-1180)

【プログラム】
<レクチャー>17:30~
【音楽学・研究発表】籾山陽子
17~18世紀イギリスにおける英語テクストによる声楽作品のディクション-ヘンデルの作品を例に-

<コンサート>18:30~
【作品発表】成本理香
成本理香:"TRACE 0: Duo " for Viola and Violoncello(初演)
成本理香:"Catalogue" for Two Clarinets (初演)
      I. Nagashi-a
      II. Nagashi-b
      III. Suri
      IV. Uwajôshi-a
      V. Uwajôshi–b
      VI. Neribachi
  演奏:多井千洋(ヴィオラ)、紫竹友梨(チェロ)
     岡村理恵、北野美幸(クラリネット)


【ピアノ】海老原優里
リスト:3つの演奏会用練習曲
ショパン:練習曲 作品10-1、25-1
ドビュッシー:ピアノのための12の練習曲より 組み合わされたアルペジオのための
ドビュッシー:子供の領分

【ピアノ】白石朝子
クープラン:翻るバヴォレ
ダカン:かっこう
ラヴェル:ソナチネ
ジル=マルシェックス:出雲の秋月「古き日本の二つの映像」より
ラヴェル:鏡

スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
ブログよりはマメに呟いています。
(スクロールできます)