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2008-08-09

指導者のためのソルフェージュ教育法講座

8月3日から5日まで、東京の国立音楽大学で行われた「指導者のためのソルフェージュ教育法講座」という講座に参加して来ました。

私自身は小さい頃からソルフェージュのレッスンを受けてきて、得意科目の一つでしたが、ふと考えてみれば「ソルフェージュ」は習っていても「ソルフェージュ教育法」は習った事がない。

習った事はないけれど、自分が大学生の頃から生徒を持ち始めて、同時にその頃から自分でかなり勉強はしてきています。

勉強して来ているとは言え、自分だけで勉強をしているよりも他からの刺激も必要だろうと、講座を受ける事にしました。


講師は国立音大専任講師の今村央子さん。友人でもあります。
今村さんは作曲家であり、又、ソルフェージュも専門に勉強されており、きっと刺激的な講座を受けられるだろうな~とワクワクして参加しました。


実際に受講してみて・・・・。


参加して大正解!!!!


私の頭の中にあるソルフェージュ指導のあれこれが、ぱきぱきぱきっと整理されました。

もちろん、新しい情報も得る事ができました。


今村さんの講義自体もとても良かったです。
ホントに面白かった。

最終日には、実際に国立音大の学生さんが来て、模擬授業も行われました。

それまでの講義で「これは面白そうだな~」と思った「フォルマシオン・ミュジカル」に関して、模擬授業で実際にどのように指導が進められるのかが見られて更に理解が深まりました。


また、講座は3日間あるので、受講生同士の情報交換も進みます。
それぞれがテキストを持ち寄り、どういうテキストを使っているのか、どういう指導をするのか、どういう悩みがあるのかなど、色々な情報を共有しました。

ハンガリーに留学経験のある方のハンガリーでのお話がとても面白かったです。

他には、フランスに留学していた方がおっしゃったこと。
日本にいる時はソルフェージュの授業はとにかく歌えば良いというか、聴音できればよいという感じだったけれど、フランスでのソルフェージュの授業では、みんなそれぞれが専門の楽器を持って来ているのだが、そこでのチェロの人の音色のあまりの美しさに感動した。ソルフェージュの授業で美しい音色や美しい音楽ということを思った事もなかったので・・・。


私にとっても、これはとても印象深い話でした。



グループディスカッションでは、私は「受験生指導」というグループに参加したのですが、かなり具体的な話も出来たのが良かったです。
例えば、四声体聴音の内声がどうしても聞き取れない子の話、旋律聴音で段が変わったら途端に聞き取れなくなる子の話など。


色々と得た事はありますが、今回再確認した事。

ソルフェージュとは、ソルフェージュのためのソルフェージュではなく、音楽のためのソルフェージュであるということ。

私は大学の授業以外では受験生しかレッスンしないので、どうしても目の前の目標(=音大、音高合格)にとらわれがち。
確かに、受験生を預かっている以上は、何としても合格させるのが私の仕事ですから、あまり理想的な事ばかり言っている時間はありません。
それでも、一応は音楽の為のソルフェージュであると言う事を折に触れ生徒達には語って来たつもりですが、もしかしたら、全然足りないかもなーと思いました。


来年の大学での授業に「フォルマシオン・ミュジカル」を取り入れられると良いな~と思いつつ、でも前期しか受け持たないし初心者も多いし、そこまでやる時間はないかな・・・と早くも来年前期の授業に思いを馳せている今日この頃です。
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プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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