2016-10-22

コンサートのお知らせ:バンドパフォーマンス『海物語』


瀬戸内海の島々を舞台にして繰り広げられる国際芸術祭「瀬戸内国際芸術祭」。現代アートの芸術祭ですが、パフォーミングアートのイベントも多くあります。この芸術祭の一環として「バンドパフォーマンス『海物語』」を開催いたします。
この芸術祭はトリエンナーレ方式、つまり3年に1度の開催です。

今回のイベントは、愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチームとして、所属の作曲家寺井尚行、岩本渡、成本理香、小前奏人の4人で制作をしました。バスドラムの独奏作品から始まり、小さなアンサンブル、中くらいのアンサンブル、ラージアンサンブル、そして最後はウィンドオーケストラのための作品まで。
常に変化する海の表情のように、様々なスタイルで海を表現します。
演奏されるのは、ほとんどが、今回のために書き上げたものになっています。
楽しいコンサートになりそうです。
ぜひ、お越し下さい。
プログラム等は、下にあります↓↓↓
 チケットは、こちらからご予約頂けます。↓
 https://business.form-mailer.jp/fms/6381374157272

*瀬戸内国際芸術祭の秋期開催はコンサートの次の日までです。土日にかけてコンサートとアート巡りを楽しむ事もできます!


「バンドパフォーマンス『海物語』」
【日時】11月5日[土]開場13:30 開演14:00
【会場】レクザムホール(香川県高松市玉藻町9-10)
【入場料】前売:一般1,500円 | 当日:一般2,000円(※パスポート提示で1,800円) 小中高生無料
【出演】高松ウインドシンフォニー、内井規文(指揮)
【プログラム】
1.「黎明」 for solo bass drum(作曲:寺井)
2.「Glistening Sea」 for brass ensemble(作曲:寺井)
3.「うみのうた」 for Solo Flute and 4 Percssions(作曲:小前)
4. The Sound of the Sea II -海のざわめきII- for 2 Trumpets(作曲:成本)
5.「深海への扉」 for 4 Flutes(作曲:成本)
6.「なみのうた」 for Solo A.Saxophon and 4 Percussions(作曲:小前)
7. 「Wave」 for 4 trombones (作曲:アントニオ・カルロス・ジョビン/編曲:寺井)
8. 「Konpi」 for solo tuba and rhythm(作曲:香川県民謡/編曲:寺井)
9. 月に寄せる歌~歌劇「ルサルカ」より A.Saxophone and wood winds ensemble(作曲:ドヴォルザーク/編曲:成本)
10.「ごがつのうた」 for Brass Octet(編曲:小前)
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11.「Broadway Fantasy」for wind orchestra (小前)
12. The Sound of the Wave - 波のざわめき for wind orchestra (作曲:成本)
13. ヴィリア~歌劇「メリー・ウィドウ」より for wind orchestra (作曲:レハール/編曲:成本)
14.「EXPANSION」 for wind orchestra (作曲:寺井)
15.「オーバー・ザ・レインボー」for wind orchestra (作曲:Harold Arlen/編曲:岩本)

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2016-10-08

"Portrait Concert: RICA NARIMOTO III"のお知らせ

【来年1月27日、3年ぶりに個展やります!】

9月が、イベント続きで文字通り目が回るほど忙しく、準備がすっかり遅れているのですが、来年1月27日(金)午後7時から名古屋のHITOMIホールで個展をやります!(←無駄に文字を目立たせてみました(笑))

ようやく、詳細が決定しつつあります。
しかし、何もかも遅くなっているので、チラシもまだです。
とりあえず、手帳の来年の1月27日にメモしていただけたら嬉しいです。
(あとは、チケット販売方法だけが未定・・・現在最後の確認作業中です。決まり次第またお知らせします)
現在決まっていることを、以下に書いておきます。
今回は、フルートの作品特集です。
前回の個展に引き続き、今回も心から信頼し尊敬出来る演奏家の方々に出演して頂ける事になりました。
すごいレベルの演奏が聴けること、間違い無しです!ぜひ、お越し下さい。
平日夜ですが、街中(千種)での開催ですので東京にも大阪にも金沢にも帰れます!和歌山にだって帰れちゃう!!
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PORTRAIT CONCERT: RICA NARIMOTO III
ポートレイト・コンサート:成本理香 III
~フルート作品を集めて~

[日時]2017年1月27日(金)午後7時開演
[場所]メニコンANNEX HITOMIホール(名古屋市)
[入場料]一般2500円、学生1500円(当日500円増の予定)
[プログラム]
 :987 Plates III〜フルート(ピッコロ)とピアノのための(2014-15)
 :石の庭の縁(へり) III〜2本のフルートのための(2015 / 日本初演)
 :TRACE VII〜独奏フルートのための(2016)
 :花のいろは~女声とフルートのための(2001/2016 / 改訂初演)
 :石の庭の縁(へり) IV〜フルートとピアノのための(2016 / 世界初演)
 :新作〜アルトフルートのための(2016 / 世界初演)
[出演]
 成本 理香(作曲)
 村田 四郎(フルート)
 丹下 聡子(フルート)
 中村 和枝 (ピアノ)
 森川 栄子(ソプラノ)
[助成]NPO法人JML音楽研究所
[後援]愛知県立芸術大学音楽学部同窓会
2016-10-06

松山讃歌「わたしのまつやま」と新しい校歌(3)

(前々回、前回からの続き)

10月1日、再び松山を訪れました。
目的は、第30回ブラスアンサンブルフェスティバルです。
文字通り、金管アンサンブルのフェスティバルで、年に1回日本のどこかで開かれています。
このフェスティバルが、今年は松山で開かれました。

私が作曲させていただいた「わたしのまつやま」と、今年度でなくなる3つの小学校の校歌を金管アンサンブルに私が編曲して、第30回ブラスアンサンブルフェスタにて演奏し、町の人たちに歌ってもらおうという企画があり、私も松山に行った訳です。

演奏直前。
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当日のパンフレット。
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そして。
今も流れる、防災無線からの「わたしのまつやま」について。
市役所の方(旧松山町役場の方)が、松山地区は意地でもこの曲を流し続けると言ってくれました。
またまた、涙が出そうになりました。

この日、山本さんから無事に新校歌の歌詞を受け取りました。
松山の自然なども盛り込まれたステキな歌詞です。

さあ、いよいよ校歌の作曲の始まりです。
沢山の人の思いを感じつつ・・・・・・。

宿から見えた最上川です。
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ーーーー
別のお話。
このブラスアンサンブルフェスティバルですが、ゲストが「チューバマンショー」でした。
空港で、ちょうどこのゲストの方とお会いし「どうも,初めまして」とお互い挨拶、名前を言いつつ顔を見たら、、、、


大学の後輩だった!
びっくりした。思いがけない再会です。
すごいなあ。大活躍です。
 チューバマンショーのページ

野外でのショーでした。
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後輩は、ユーフォマンです。

コンサート後、後輩と記念撮影。
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また、フェスティバルでは、松山町長(正確には、旧・松山町長ですが)にも久しぶりにお会いしました。今でもどうしても「町長」て呼んでしまいますね。
町長も私を覚えていて下さって、嬉しかったです。お元気そうでなにより。


そんなこんなで、校歌指導その他で、あと数回松山にはお邪魔することになってます。松山の方々との再会を楽しみにしています。

帰りの飛行機、庄内空港が25周年という事で,記念品をいただきました。
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2016-10-05

松山讃歌「わたしのまつやま」と新しい校歌(2)

(前回からの続きです)

8月の松山(山形県)にて。
(以下、旧・松山町(現・酒田市松山地区)を松山と表記します)

さて。
もう、何度目でしょうか、庄内空港に降り立った時、
「そうか、考えてみれば、確かに私も、もう何回目か忘れる程、この町を訪れているのだったな」と思いました。

前のエントリーで書いたように、この時は、新しい校歌について、今度の春にはなくなる3つの小学校の視察、校長先生たち、教育長、松山の地元の方々との意見交換、具体的な打ち合わせなどのために、松山を訪れました。

新しい校歌の作詞は、山形大学教授の山本陽史さんです。
山本さんとも、不思議な縁で結構親しくさせていただいています。

東京からの山本さんと合流して、教育長との懇談の後、松山の3つの小学校を訪れました。

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どの小学校に行っても、このように、歓迎してくれていて、とても嬉しく思いました。
そして、3つの小学校の体育館には、校歌の歌詞が。
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私が通った小学校には、当時体育館はなく「講堂」でしたが、講堂に、やはりこうやって校歌の歌詞が掲げられていた事を思い出しました。

校長先生に案内されて、授業中の各学年の教室を、廊下から見て回りました。

そして、ある教室の黒板を見て本当に驚きました。

そこの黒板に貼り出されていたのは、町がなくなる前に私が作曲した「松山讃歌『わたしのまつやま』」の歌詞!!
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先生に聞くと、「みんなこの歌を練習します。だから、子どもたちはこの歌が歌えるんですよ」と。

あまりに感激して、本当に涙が出るかと思いました。
きっともうあの歌は、忘れられているだろう、子どもたちはそんな歌があったことすら知らないだろうと思っていたのに。
今でも、松山の子どもは、あの歌を歌えるということに、本当に感動してしまい、「わたしのまつやま」を作曲させていただけて、本当に良かったと心から思いました。

そして、ある小学校の校長先生が話してくれた事。
「この小学校の校長に赴任してきたら、毎日5時に防災無線から聞こえるメロディは、知らない曲だった。これ、何の曲かな、きれいなメロディだなと思っていたら、他の先生から『この曲は、歌詞がついてるんですよ』と教えられて、本当にびっくりした。そしてそれはよく聞けば子どもたちが練習している歌だった」
(現在は松山町ではないので、当然先生たちは酒田市内を転勤するわけです)

ここでも、また驚きました。
今でもまだ、防災無線では「わたしのまつやま」を流してくれているのだということに。

その後、松山の地元の方々との意見交換などの時間も大変有意義で、松山の人たちが、酒田市になっても松山を本当に愛しているんだなと思いました。

どんな仕事でも全力であたりますから、新小学校の校歌の作曲だって、もちろんそのつもりでした。
松山を訪れて、地元の方々との意見をあれこれとうかがって、これから私が作曲する作品には、そういう松山を愛している沢山の人たちの思いが乗せられるのだと思いました。

本当に胸がいっぱいになって、松山を後にしました。

(続く)
2016-10-05

松山讃歌「わたしのまつやま」と新しい校歌(1)

(長くなるので、何回かにわけます)

10月1日と2日に仕事で山形県の旧・松山町(現・酒田市)に行って来ました。
目的は第30回ブラスアンサンブルフェスタです。

ところで、8月にも一度、松山に行きました。
今回の松山行きも、それに関連あるものです。


この仕事は、山形県酒田市の松山地区(旧・飽海郡松山町)にある3つの小学校の閉校と1つの小学校新設に関わるものです。
子どもが減り、小学校の児童数が減り、学校を統廃合するという、あちこちで聞く話ですが、この松山地区もついに3つの小学校を閉校し新しい小学校を作る事となりました。
大変嬉しい事に、新しい小学校の校歌の作曲の委嘱を受けました。

でも、和歌山で生まれ育ち、その後は名古屋、東京、金沢と住んでいる私に、どうして山形の小学校からの委嘱?と思われる方も多いかもしれません。
この、松山町は、2005年に酒田市と合併、新しい酒田市の一部となり消滅しました。
町がなくなる数年前、私は1つの以来を受けました。

「数年後に山形県の松山町が合併でなくなる。たいてい、記念碑を作ったりするのだろうが、文化を残したい。なくなるとわかっている町の「町の歌」を作りたい」

というものでした。

歌詞は、広く町民から募集。
当時中学生だった石川里美さんの詩が選ばれ、私がそれに曲をつけて「松山讃歌『わたしのまつやま』」が完成しました。

お披露目の公演があり、その後何かにつけて、演奏していただいてました。
そして、5時の防災無線では、「わたしのまつやま」のメロディーが流れていました。

それから、数年後。
合併が終わり、酒田市となったので、「わたしのまつやま」はもう誰も知らない歌になったかもしれないと思っていました。
ところが、この松山地区で開かれている「眺海の森音楽祭」に仕事で呼ばれて行ったら、なんとまだ防災無線では「わたしのまつやま」が流れていました。
そして、松山地区の職員の方にお願いされて、この時のコンサートのアンコールでは、「わたしのまつやま」を演奏しました。

さらに、その7年後。
それが、今年ですが、最初に書いたような小学校の統廃合に当たり、新しい校歌をお願いしたいとの依頼を受けました。

松山にゆかりの作曲家ということで、「わたしのまつやま」を作曲した私に依頼があったわけですが、それでも、いくらなんでも、あれからまた年数も経ってるから、「わたしのまつやま」を知ってる人はいないだろうし、増して、子どもたちはきっと知らないだろうと思っていました。

そして、この前の8月末。
新しい校歌について、今度の春にはなくなる3つの小学校の視察、校長先生たち、教育長、松山の地元の方々との意見交換、具体的な打ち合わせなどのために、松山を訪れました。

長くなって来たので、8月の松山の話は、次回へ持ち越し。
続きます。
プロフィール

りか♪

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。2015年Iron Composer Conpetition(アメリカ)第3位。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学准教授、金城学院大学(名古屋)、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。

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