2010-04-25

詩集

先日、私宛にメール便。
差出人を見ると、詩人の三島慶子さん!!!

何度かこのブログで、三島さんの詩の事を書いて来ました。
3月に行われた金城学院グリークラブの定期演奏会では、わざわざコンサートに来て下さって、初対面も果たしました。
知的で本当にステキな方でした。

封筒を開けると、そこには一冊の本が・・・・・。


「中高生とよみたい日本語を楽しむ100の詩」
20100425114410.jpg

水内喜久雄さん編集のアンソロジー詩集で、三島さんの詩も3編掲載されています。

先月発売されたばかりの本です。
新刊が出たので、わざわざ送って下さったのです。

わーい。ありがとうございます。

早速読ませていただきました。
勿論、三島さんのを真っ先に。

いつもながら、読んでいるうちに本当に希望がわいて元気が出てくる詩です。
3編のうちの一つは、大変鋭い視点から書かれているもので、元気が出るだけじゃなく、思わず自分の事を顧みて「言葉」を大切に扱わなければ・・・・と反省してしまいました。

言葉のプロ、尊敬します。


そして、他の詩も一気に読みました。
こちらも、編集の水内さんのセンスの良さに脱帽です。

タイトルには「中高生『が』読みたい」ではなく「中高生『と』読みたい」とあります。
タイトル通り、大人が読んでもとても読み応えのある詩集です。


以前、水内さんの私設図書館にお邪魔した時、詩集をとりまく厳しい状況についてお聞きしました。
現代音楽を取り巻く社会的状況もなかなかに厳しいものがあると思いますが、詩の世界もかなり厳しいそうです。
出版業界自体が厳しい中で、詩集はさらに厳しいのだそうです。
現在大手が出版している以外の詩集は、ほぼ自費出版に近い状況であるとお聞きしました。
三島さんにお会いした時にも、この話になりましたが、同じようにおっしゃっていました。

私は、出版業界の詳しい事はわかりませんが、こんなに「力を持った言葉」を扱う人達の詩が、沢山の人の目に触れる状況を作りにくいというのは、とてももったいないよなあ・・・と思います。

そういう中で、アンソロジーという形で次々と素晴らしい詩集を世に送り出している水内さんの仕事は貴重です。
今回のこの詩集も、一人でも多くの人が手に取って欲しいと思います。

三島さん、新刊を送って下さってありがとうございました!
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2010-04-17

旅立ちの季節 その3「最後のレッスン」

すでに新学期が始まって、それぞれが新しい生活を始めているこの時期ですが、それでもしつこく旅立ちシリーズ。

3月某日。
ソルフェージュのレッスンをしに行っている高校で、この日は最後のレッスン。
音大受験生の為のレッスンですから、3年生の3月でレッスンは終わりなのです。

最後の子のレッスンが終わったら
「先生、ちょっと、待ってて下さい」と部屋を出て行きました。

「???」

と思っていると、レッスン生4人みんな入って来ました。



そして・・・・・・。


「先生、今までありがとうございました!
これは、私達からお礼のプレゼントです!」




うわ~~~!!!!!!
驚いた。ありがとう。

そして、もっと驚いたのは・・・・・。

P3050102(変換後)

これは、MALAIKAの袋じゃん!!!
私が好きなエスニックショップです。

レッスンでMALAIKAの話なんて一度もしたことないのに、どうして私の好きなお店を知っているの???


「先生が、MALAIKAが好きだとは知りませんでしたけど、みんなで買物に行った時にこのお店を見つけて『あ、絶対先生こういうの好きだよね!!』って意見が一致しました」


ほよ~。
私の普段のちょっとした持ち物とか服装から、気付いていたんだね。

そして、その包みを開けると・・・・。
P3050103(変換後)

もろに私好みのペンケースと鏡。
光09プレゼント2


鏡は、こういうモザイクです。
光09プレゼント

かわいい~。私の好みのど真ん中。

ありがとう。
大事にします。

みんな、それぞれ進学した大学で新しい生活が始まっているね。
元気でやってるかな。
とにかく健康に気をつけて、頑張ってね。
困った事があったら、いつでも連絡しておいで。
P3050104(変換後)
最後に記念撮影。
2010-04-11

河地貢士個展 うまい仏 THE SNACK AGE

旅立ちの季節シリーズ、その3とか4とかの予定が一応あるんですが、先にこちら。

金沢市内のギャラリー「pARa:siTe」で行われている「河地貢士個展 うまい仏 THE SNACK AGE」に行って来ました。
新聞で見て、お菓子の「うまい棒」で仏を彫ったという作品がとても気になっていたのです。


20100411014005(変換後)
(DMの写真です)

ギャラリーの中では、制作過程のビデオも流れていました。

すっごく面白かった!

どれもこれも面白かったのですが、ベビースターラーメン1袋をまるで迷路のように配置して貼付けてある作品「Embalming - Baby Star-」にとても惹かれました。
他にも割れたポテトチップスを伝統技法の金継で修復した「Embalming - Potato Chip」という作品も面白かった。

そして、作品そのものだけでなく、ここに「Embalming」という言葉を使うセンスに感心してしまいました。
(自分の作品のタイトルを考えるのが結構苦手なので・・・・)

紙の上に「うまい棒」や「ポテトチップス」などのスナック菓子が並べられ、そのスナック菓子から出てくる油で敷いている紙が透け、この紙の裏の色が現れてくるという「Beautiful Stain きれいなシミ」という作品も面白かったです。
普段、もしも紙の上にスナック菓子を落としてしまい、そこに油のシミが着いてしまったら、その紙はメモ用紙になるか、捨てるか・・・ということになると思うのですが、この作品ではその油のシミがとても美しい色を作り出していました。

会場内には、河地さんの今回展示されていない作品の写真のアルバムも置かれていました。
どの作品もとても面白い。
素材は普段から普通に目にしているようなものだったりするのに、「え!それを、そういう風に見せるの!!」と驚いたり感心したり。

今後、注目して行きたいアーティストです。

河地貢士さんのブログです。
河地物置 〈koshi kawachi art cellar 〉
今回の個展の様子も見られます。

また、河地貢士さんのHPでは上に書いた作品のいくつかを見る事もできます。
プロフィール

Author:りか♪
和歌山県生まれ。
愛知県立芸術大学作曲専攻を首席で卒業、同大学院修士課程、博士後期課程修了。博士(音楽)。
学部卒業に際し桑原賞(県知事賞)受賞。
現音作曲新人賞などのコンクールに入選する。2008年第29回入野賞受賞。
現代音楽演奏グループ「アンサンブルトゥデイ」のメンバーとしてその解散まで積極的な作曲活動を展開する。また「ing Project」代表として、レクチャーやコンサートの企画を行った。
作品は、ALM RECORDSCAFUA RECORDSよりCDがリリース、ティーダ出版やイタリアのARS PUBLICA社より楽譜が出版されている。
愛知県立芸術大学、金城学院大学(名古屋)、名古屋芸術大学、金沢大学講師。名古屋市立大学芸術工学部研究員。金沢在住(関東、関西、東海、北陸の4つの地方を年中飛び回っている)。
2010年度Asian Cultural CouncilのGranteeに選出され、2011年アメリカ、ニューヨークにて研究調査を行う。

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